忍者ブログ
しがない書生の日記でございます。
67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

かなーり前、母屋にのっけてた頃の随想になるのだけれど。

技巧を重視しない芸術は、見る人から芸術を作る心を忘れさせてしまう旨、であれば芸術は技巧あってのものだとする旨のものを書いた。

今でもそりゃそうだと思ってんだけどさ、ある歌手を見ていて、多く人は芸術に芸術を求めるんじゃなく、エネルギーを求めてるのかなと感じた。

例えば自分、純粋な感情表現はほぼしないのね。
ある感情が心に湧いても、必ずそれは脳内の検閲を経て、表現するメリットがあると判断された場合のみ表現される。ないと判断されれば出版禁止命令ってことで…
逆に湧いてない感情でも、表現するメリットがあると判断されれば表現される。

表現するのはそれ自体エネルギーいるしさ、場合によっては危険が、…喧嘩になるかもという危険、馬鹿にされるかもという危険…結局は手の内を明かすという危険が伴うからもっとエネルギーがいる。
最小限のエネルギーで済むよう、習慣的に計算してしまうんだね、脳が。
人によっちゃそれで理想的なのかもしれない。実際あんたみたいになりたいよってよく言われるしね
でもその自動計算装置は、たぶん内に内包されるエネルギーの乏しさをカバーする必要があるからついているもの。できるだけ平穏無事に事を運ばないと、動乱の中には身を置けない。
絵を描いても曲をつくっても表れてくるんだぜ、それって。形は小綺麗にめやすく整っているんだけど、なんつーか魂がない。よく言えば、特に曲なんかは自然だとか透明感があるとかいう評価にはなるんだけどさ、そりゃ無難な音を計算しつくしてるからさ。


そんな気がしてるもんだから、何であれ感情を感情のまま表現できる人はきっとものすごいエネルギーを内蔵していてるんだなぁと思う。

きっとみんな、その欠片が欲しいんだ。


エネルギッシュな芸術家たちを、
思うんだよ、心底すごいなぁカッコいいなぁって思うんだけど、
どうしても好きにはなれないのは、理解を超えてるからかもしれない。

以上、これは、非技巧派の立場に立ってみたときのおはなし。
PR
 この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
 この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新CM
[10/09 はちみつ兄さん]
[06/19 パグさん]
[05/05 はちみつ兄さん]
[10/20 ★矢口真理 スキャンダル動画流失!!]
[04/08 パグさん]
最新TB
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
ブログの評価 ブログレーダー
プロフィール
HN:
七生踊
年齢:
36
性別:
女性
誕生日:
1989/03/03
職業:
主婦
趣味:
作画、作曲、漢籍
自己紹介:
だいぶ前に母屋がなくなったので前みたいな電波なのでなく普通に書く。
・1989,3,3生まれ、A型
・デフォルトでミニマム状態
・お菓子を見るとときめく
・昆虫を見てもときめく

"七生踊" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]