今回の留学は卒論の資料集めも兼ねてて、仙薬のことをやろうかなと思ってるんで 薬の実物を手に入れるべく漢方薬の卸売り市場へ赴いた。
成都の北の外れにある、「中国」スケールで見ても最大級の市場です。
初めてなんで、同じ大学の中国学科の子たちと中国学科卒業の先輩についてきてもらいました(*´ω`)
関係ないけどバス待ってる間に先輩から大変なことを告げられた。
(*゜ω゜)踊さんさー、K大の漢文学の授業でも異彩放ってたよねー。何か視点が人と違うっていうかーなんか「陰陽師」ってかんじが似合う。っていうかあたしの心の中ではあなたは陰陽師ってことになってたw
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…っぅえwwwwww
サーセンww中学生の頃のあだ名も陰陽師でしたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
易やら風水やら五行やら遁甲やらね。陰陽道に関連する分野に人より詳しいのは認めよう。でもその知識を人前で披露したことははっきり言ってない。なんでいっつもみんなにばれてんだw
さて話をもどして
外観は先進的なドームみたいなんだけど、中に一歩入るとかいだことの無い不思議な匂いが漂ってきて、好奇心が掻き立てられる。
番号わけされて碁盤目に通った細い路地の両側に店舗が並んで、ごみ収集のときに使うくらいの大きさの大袋にいっぱい詰め込まれて、量り売りで売っている。
抱朴子から薬物をリストアップして、早速店員さんに見せてみる。そしたら「抱朴子」も薬の名前だと思われたw医学書じゃないとはいえ道教経典のボスみたいな本なのに…。意外と原典は読まれてないのか?
店員さんがたまたま親切で、その薬がありそうなところへ連れて行ってくれて、しかも「研究に使うだけだからちょっとだけでいいです」って言ったらタダでわけてくれた!(つД`)゜+.・+゜
でも猛毒のはずの鉱物系の薬が今でも売ってるのはびっくり。口腹はしないらしいけど薬を煎じる時にエキスを煮出すらしい。でその鉱物屋さんの店員さん、こっちの薬物リスト見て「道士が丹薬練るのに使う薬だね」って言い当ててきた!そこはちゃんと伝わってる!ちょっと感動。
で「研究に使います」の手口を覚えて、着実にタダでサンプルを集めた。お店の人が話すの殆ど四川語で全然聞き取れないんだけど、一人だけ一際親切でしかも普通話の話せる店員さんがいて、薬の名前が今と抱朴子の時代では変わっちゃってて探すの難しいよって教えてくれた。漢方医学って古書に基づいてるもんだと思ってたから、分からなくなるほど名前が変わるとは予想してなかった。
今「葱の水」と「桃のやに」探してるんだけどどっかにないかなあ…現代名がわからないんだよな。
とりあえず折角なんで物珍しい写真でも。これ全部薬。この他にも、ムカデとかゴキブリとか売ってたww
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