2011.8.20 番外編 中国人とメディアリテラシー

中国人ってメディアリテラシー能力がないわけですよ。

今までに書いてきた内容でいくと、

日本のＡＶの内容を本物だと信じ込んじゃったり、
論文書くのにソースの追求が甘すぎたり、

基本的には｢テレビで見たから真実｣「博物館にあったから真実」っていう考えでおｋなんだよね。
それは彼らに思考力がないとかそういうわけでは決してなくて、国の体制上そういう方面の教育を一切施せないからなんだよね。

この国のメディアは、全て党が握ってる。国民がメディアリテラシー能力なんか着けてしまったら、国がどれだけの情報を改変し隠蔽してやっと国民に伝えているのか、全部見破られてしまうからね。

だから、ソースの大切さなんか人々が知るわけがない。
人が任意に改変できる二次資料なんかほんの豆知識にすぎなくて、本当の知識は一次資料の中にあるんだという概念が全く育たない。そんなふうだから各国の技術を表面上だけパクって先進的に見える産物も、基本の部分が追求されてないんでいつまでたってもパクリのままなわけだ。その概念上、技術を吸収して自国のものにするってことが永遠にできない。

ソースが大事なのはね、うちがいつぞやｲﾗｯときていたような文献学や歴史学の世界の中だけじゃないんだよ。科学技術の世界では、確かに行為として追求する必要はないかもしれないけど、やっぱり概念だけは絶対に必要なんだよ。

共産党がメディアを掌握してる限りこの国はだめだ。
それが、一党独裁体制の最も強い毒だと思う。